夫が周囲に不妊と説明してることが判明!10年間子作りをしなかった私達

妊活ってなんでこんなに夫婦間の価値観の違いを浮き彫りにするのでしょうね。。

今月の妊活は、喧嘩後の話し合いがよかったのかすごーーーく平和だったんです。
そろそろ排卵も終わってる時期なので、あとは生理までの1週間を待つのみ。

「こんな平和な妊活だったら、ストレスにならなくて最高~」
なんて思ってたら、衝撃の事実が判明。

夫は周囲に私達は不妊だと言ってることがわかったんです。

私達は10年間、自分たちの意思で子作りしなかったのに。。

10年間子作りをしてこなかった私達夫婦

過去の記事でも書いてますが、事情があり、私達夫婦は結婚10年間子作りをしてきませんでした。
なので35歳になった今、子作りを始め、私達夫婦にとっては、ようやくスタート地点に立てた、という気持ちなんです。

時間はかかりましたが、家族になってきたかなと。

なぜ夫は、不妊だと周囲に話していたか

職場で度々聞かれる質問にうんざりしたから、だそう。

一度「不妊で・・・」と言えば相手もそれ以上踏みこんではこなくなる。
そう言われると、夫の気持ちもわからなくない。

私も以前は夫の転勤の度に就職活動をしており、面接の際に子作りのことをダイレクトに聞かれたこともあります。
ただでさえ転勤族で長期間働けないのに、その上すぐに妊娠産休に入られたら困るは当然。

「子供は作らないので、大丈夫です」
そう回答すると、一瞬面接官の方に「え?」というような表情が出ることも珍しくありませんでした。

中には、本当は不妊だけどそれを隠すために「子作りしてない」と言ってるんじゃないか、と探り出そうとする人もいました。

子供を作らないという選択肢はマイノリティーです。
なかなか理解されずらいのもわかってますし、だからといって、聞かれた相手に「不妊なんです」と説明したことは一度もなかった。

だからこそ、夫に理解を示しつつも、驚いてしまった。

不妊=女性に原因と思われる自意識の問題?

夫からこの話を聞いた時に、すごーーーく嫌だな・・と思ってしまった。
なぜかって、子作りすらしてない状態で「不妊」という言葉を夫が使うことに違和感があるから。

夫がそう話した相手には、私と共通の友人もいます。
私はそのことを知らずに、子供のことを聞かれたら「子作りはしてないんだ~」と答えてました。

悲しすぎるだろーーーー
言われてみれば、微妙な表情をされたこと、何度かあったなぁ。。

でもこれって、「子作りしてない」という回答を信じられず、角度を変えて、再度質問してくる人も珍しくないってことでもありますよね。
私にした質問を、別の機会で夫にも質問するって、なんか、やだなぁ。。

不妊=隠してる、だからこそ暴いてやりたいという思いが働くのでしょうか。

これから不妊が発覚するかもしれないし、不妊治療のお世話になるかもしれない。
そうなれば、周囲に「不妊」であることを隠すつもりはありません。

むしろ、不妊治療を受けて授かってる友人も多いので、相談に乗って貰います。

でも、子作りしてないのにパートナーから「不妊」だと話されるのはやっぱり女性として凄く嫌。
せめて、共通の友人にそう話してることくらいちゃんと説明してほしかった。

夫も迷ってる

夫も私の反応が想像以上だったようで、自分自身でも迷いながら「不妊だ」と話してると慌てて補足してくれました。

子作りの会話を終わらせたくて「不妊」だと相手にいった途端に、相手から「実は俺も・・」と相談されることがあったそうです。

不妊だと話したことがきっかけで、相手の実情を吐露される、これにはさすがに罪悪感が生まれます。
でもこれも自分が言い出しにくいことを相手に打ち明けさせてから、自分の話をするからこそ問題が発生してるんですよね。

私も、子供がいない友人から執拗に「子供がなぜいないのか」を聞かれた経験あります^^;
同じく不妊で悩んでるのであれば、相談相手になってほしかったようですが、自分の状況を話さずに、相手のことを詮索するって、される方は気持ちのいいものではないです。

「後出しじゃんけんする人が、一番めんどくさい」
と夫もぼやいてました。

普段の会話であれば、何気なくできることが、「妊活」となると急にセンシティブな問題になってしまう。

まとめ:子作りをしない選択肢と不妊

正直いうと、妊活を始めてから喧嘩が増えたし、価値観の違いに驚いたことも多々。
夫婦でもこれだけ考えが違うと、友人や知り合いと話す時は、もっと気をつけないといけないな、と教訓になりました。

うーむ、めんどくさい。
周囲に言わないで妊活してる方も多いそうですが、その気持ちが段々わかるようになってきました。

夫婦には夫婦の数だけ、形がある。
子供を作らない選択をする夫婦がいることも知ってほしい。

子供もいらない。ちんぽが入らない私たちは、兄妹のように、あるいは植物のように、ひっそりと生きていくことを選んだ。

多様な生き方が認められる世の中になりますように。