卵巣年齢がわかるAMH検査とは
卵巣内にどれだけの数が残っているのかを調べる検査のことで、血液検査で可能です。
卵子がなくなってしまうと、妊娠は不可能になるため、この数値が低い場合、妊活に残された時間の猶予が短いため、早急な対応が必要になります。
不妊が増えている昨今、20代の女性でも40代相当の卵巣の人が目立つようになっています。
正確な原因はまだ解明されていないのですが、過度なダイエットや生活習慣の影響が大きいと言われてます。
検査費用:5,000~10,000円
AMHの年齢別平均値
病院で見せてもらったグラフから作成しました。
年齢 | 単位ng/ml |
27歳以下 | 5,77 |
28~29歳 | 5.58 |
30~31歳 | 5.23 |
32~33歳 | 4.61 |
34~35歳 | 3.65 |
36~37歳 | 3.02 |
38~39歳 | 2.40 |
40~41歳 | 1.72 |
42~43歳 | 1.33 |
44~45歳 | 0.81 |
46歳以上~ | 0.53 |
私の卵巣年齢(AMI)結果は?
なんと、8.81!
血液検査が出る前の超音波検査でも「卵たくさんあって、実年齢より若いと思うわ」と先生から言われてたのですが、まさかの数値にびっくり。
卵子の残りがすくなかったら、妊活計画の見直しもしないとな、、と思ってたので、ほっとしました。
先生から「どんな生活送ってるの??」と質問されたのですが、実は20代から色々体調不良に悩まされ、こだわりのある生活を送ってるのですw
その成果はどうかはわかりませんが、低AMIの原因と言われてるストレス(活性酸素)に関係ある話なので、機会があれば別記事でまとめたいと思います。
卵巣年齢=妊娠力ではない
しかーし、ここで誤解してはならぬのです。
いくら卵巣内に卵が残っていても若い人と一緒の卵子の質というわけではないのです。
卵子は加齢とともに老化し、35歳をすぎるとその老化スピードがさらに加速します。
だからこそ、「卵子提供」という不妊治療があるんですよね。
子宮の老化は?と思う方もいるかもしれませんが、卵子と比べたら子宮は老化しないため、卵子提供された若い卵子であれば妊娠が継続できる可能性が高ります。
なので例え卵巣内に残ってる卵子の数が少なくても卵子の質が良い方が妊娠しやすいのです。
つまり妊娠力の鍵は、「卵子の老化」を食い止めること!
そのために必要なのは、卵子の老化の原因になる活性酸素を出来るだけ除去する生活を送ることです。
詳細は別にまとめてるので興味ある方は合わせてお読みください。
関連 ルイボスティーは卵子を活性酸素から守る?効果と有効な飲み方とは
まとめ:卵巣年齢と妊娠力
以上が卵巣年齢(AMI)の年齢別平均値とその値が妊活に及ぼす影響に関する話です。
高齢妊活であれば、最初に調べておくべきNO1の血液検査です。
数値が低ければ残りの卵子が少ないので、のんびり妊活していられません。
知らずに自然にまかせたタイミング法をしていて、いざ調べてみたら閉経直前だった、という友人もいます。
採血だけで調べられるので、気にある方は不妊クリニックに相談してみて下さい