壮絶な不妊治療と流産を経験した友人から学んだ心の話

結婚して10年、私達の子づくり宣言に、驚くと同時に喜んでくれる友人が多く、とても嬉しい。

そして、私の年齢(35歳)もあり、みんなが口をそろえていくセリフは、「1日でも早く取り組んだ方がいい」

結婚してすぐに出産した友人、子だくさんの友人、私の目からは順調そのものにみえた友人にも、人知れず深い悲しみを経験してました。

不妊治療を経て4人子供のママに

家族経営の自営業に嫁いだ友人は、結婚を機に仕事を退職し、家業の手伝いを始めました。
そして、すぐに妊娠。

つわりがひどく、ピーク時は水さえも飲めない状態だったにもかかわらず、意地悪な義母は決して仕事を休ませてはくれませんでした。

「あの子は大げさ、私は抗がん剤の治療を受けてる時さえ、休んだことはない」

義母は、息子にそう言い聞かせ、横になろうとする嫁を非難しました。
こういう毒親家庭あるあるですが、息子はそれを真に受けて、友人にそのセリフをそのまま伝え、幸せなはずな妊婦生活は、修羅場の連続。

確かに、友人の義母はすごい人なです。。
夫を早くに亡くし、自身も胃がんを患ったにも関わらず、仕事は休まず続け、今でも現役。

そんな母親を見て育った息子は、女=強くて頼りがいがある存在であり、守る存在ではないですよね。。

当時うら若き20代だった友人は、「確かに自分が大げさなのかもしれない」と、ほとんど食事をとれてないような状態で無理して仕事を続け、その結果、5ヶ月目に流産。。

膨らんでいたお腹がペタンコになってしまった術後の絶望感は壮絶で、感情がわかない期間がしばらく続いたそうです。

旦那さん、、一体どういうい気持ちだったんだろう。。

さらに追い打ちをかけるとように、「今後は、妊娠自体が難しくなるかもしれない」と医師からの宣告。
妊娠後期にさしかかるタイミングでの流産&手術だったため、体に残った負担が大きかったのです。

しかーーーし!!そこで諦めなかった彼女。
すぐに不妊治療の病院を探し治療開始。

一人、また一人と、着々を出産し、今では4人の男の子のママになってます♡
もちろん家業のお手伝いもゼロ♡

しかも彼女が立派なのが、これだけのことが姑と夫との間にあったにも関わらず

  • 不妊治療できたのは自営業で治療の都合がつきやすかったおかげ
  • 不妊治療4人分の費用は、会社員の私には稼げなかった
  • 4人の子供を専業主婦で育てられるのは自営業が上手くいってるおかげ

夫と姑にも感謝してるんです。神ですよ!ほんと神!

体だけでなくメンタルを整える大切さ

この話を聞いて、妊娠して出産するということは、体だけでなくメンタルもとても大切なんだな、、と。

私は、義家族からされたこと言われたことがずーーーーっと心にひっかかるタイプなので、もし友人と同じことが自分の身にふりかかったら、2人とは全く違う結果しか生めない気がします。

不幸のまま終わるか、幸福になるか、結局は「本人」の問題。
それを教えてくれた友人の体験談でした。

実は、友人にはオープンに宣言し、色々アドバイスを貰ってるのですが、両親や兄弟といった一番身近な身内にはまだ話してましぇーんww

理由は変なプレッシャーなく、余裕をもって取り組みたいから…
というのは建前で、本音は、親や義親から何か言われても傷付いたり、気にしたりする自分が嫌だから。

今の私に一番必要なのは、そんなことを気にしない鋼のメンタルなものかもしれません。

どこかに売ってないかな~鋼のメンタルw